“駆け込み”出入国相次ぐ 中韓路線運休前に福岡空港

西日本新聞 石田 剛

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として9日から始まる中国、韓国からの入国制限強化を前に、両国の路線が当面運休になる福岡空港では8日、“駆け込み”で出入国する人たちの姿が見られた。

 「引っ越し作業ができないまま急いで帰国した」。ソウルから三重県に転勤する夫と一緒に3月下旬に帰国する予定だった小田ナツキさん(39)はこの日、子ども3人を連れて先に帰国。9日以降は帰国後2週間の待機が求められるため、日程を前倒しした。「残った夫には申し訳ないけれど…」。3月中は福岡市の実家で過ごすという。

 ソウルに出張していた岡山県の大学教員(55)は予定を3日早め、福岡到着便で帰国した。「今後どのくらい感染拡大が続くのか心配」と顔をくもらせた。

 日本に対し、ビザ停止などの対抗措置を講じる韓国へ慌ただしく出国する人も。留学のため13日にソウルに向かう予定だった福岡市の児玉麻桜さん(18)は前倒しで出国。「留学前に友達と会う予定をほぼキャンセルした」と残念そうだった。 (石田剛)

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