日本向け郵便 韓国、一部休止 定期航空便急減で

西日本新聞 社会面 池田 郷

 【ソウル池田郷】新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、韓国の郵政事業本部は9日、九州や東海、北陸地方など日本の一部地域に配達する国際航空郵便の受け付けを休止した。日韓を結ぶ定期便が急減し、輸送が困難になったため。国際スピード郵便(EMS)は受け付けるが、到着まで1カ月程度かかる場合もあるという。

 同本部によると、受け付けを休止したのは九州・沖縄のほか、愛知、岐阜、三重、石川、富山、福井の計14県。8日までに受け付けた同地域向けの郵便物も配達が大幅に遅れる恐れがあるという。

 韓国の航空各社は感染拡大に伴い日韓を結ぶ定期便を順次減便。日本政府が5日、日韓を結ぶ航空便の到着地を成田空港と関西空港に限定するよう要請したことで便数はさらに減った。

 韓国に駐在する日本企業関係者は「年度末の異動期や繁忙期に、重要書類が届かないと業務に支障が出かねない」と懸念する。

 一方、日本郵便によると、日本から韓国への国際郵便は通常通り受け付けている。航空便の運休で受け付けを停止しているのはモンゴル宛て。中国全域への郵便物は遅延が生じる恐れがあるとしている。

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