「児童の名前が見えないように配慮してもらえないでしょうか」…

西日本新聞 社会面

 「児童の名前が見えないように配慮してもらえないでしょうか」。福岡市教育委員会からの連絡を受けた。

 小学校に取材に行き、始業式後に教室で撮った写真についてだった。冬休みの宿題の書き初めを掲げる姿を撮影した。保護者に承諾を得た児童なので、写真自体は問題ない。市教委から指摘を受けたのは、作品の左端に記された児童の名前に関してだった。「顔と名前が掲載されると、個人特定につながる恐れがある」というのが市教委の言い分だった。

 不審者対策のため、通学中に名札を外すように指導する学校もある。市教委が写真の扱いを確認したくなる気持ちは理解できる。

 インターネットや会員制交流サイト(SNS)の普及で、紙面の写真はより多くの人に見られるようになった。名前の部分を画像修正するなど、以前よりも配慮が必要な時代なんだと感じている。(岡部拓也)

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