疫病の流行防ぐ?妖怪「アマビエ」 「守って」…ツイッターで話題に

西日本新聞 長田 健吾

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、熊本ゆかりの妖怪「アマビエ」がツイッターで話題だ。姿を描いたイラストの投稿が相次ぎ、関連するツイートは10日間で200倍超に膨らんだ。アマビエって何者?

 ヤフーのリアルタイム検索によると、「アマビエ」を含むツイートは今月2日まで1日数十件で推移。ところが4日に千件を超え、11日には約2万3千件にまで急増した。

 アマビエは、江戸末期の弘化3(1846)年、肥後(現在の熊本県)に現れたとされる妖怪。京都大所蔵の江戸時代の瓦版によると、同年4月中旬、肥後の海中に光るものが毎晩のように出現。役人が向かうとアマビエがおり、今後6年の穣(ほう  じょう)を予言し、「もし疫病が流行したら、私の絵を描いて皆に見せよ」と言い残したという。瓦版に描かれた姿は、地面に着くほどの長髪で、体は人魚のようにうろこで覆われ、くちばしがあり、足は3本ある。

 同大付属図書館が6日、瓦版の画像を添付してツイートしたところ、瞬く間に拡散。「コピーがほしい」という問い合わせが相次いだほか、「私も描いてみた」「グッズを作った」「アマビエちゃん、疫病から守って」などのツイートが急増した。

 同館は現在、新型コロナの感染予防のため、学外からの利用を制限している。司書の梶山暢子さんは「暗いニュースが多い中、少しでもみなさんに楽しんでもらえればと思いツイートした。ここまでの反響は予想外」と話した。 (長田健吾)

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