臨時休校、先生はどう過ごしてる?1日を取材してみた

西日本新聞 筑豊版 丸田 みずほ

 全国の小中高校が臨時休校となり、約1週間が過ぎた。いま、学校の先生はどのように過ごしているのだろうか。飯塚市立飯塚東小(山下弘美校長)を10日に訪ね、先生の1日を取材した。

 「おはようございます」。午前8時すぎ、先生が次々と職員室にやって来た。この日から、休校を受け急きょ決まった家庭訪問が始まる。朝礼で管理職の先生は「児童の様子をよく確認してください」と呼び掛けた。

 終了後、17日の卒業式の打ち合わせのため会議室に6年生の担任らが集まった。配られた式のしおりには、式の定番ソング「旅立ちの日に」の歌詞。規模縮小のため、式本番では歌えないが「子どもたちはせっかく練習していたから」と掲載した。歌は児童が退場する時に流すことになった。

 「久しぶり」。午前10時ごろ、2年担任の今増由美先生(25)が子どもの様子を見るため、学童保育で使っているランチルームに行くと、宿題に取り組む児童たちの笑みがはじけた。

 今増先生は2月27日夕、自宅で政府の休校要請を知った。3月2日からの臨時休校を前に2月28、29日はできる限り授業を進め、テストを実施。最初は休みが決まって喜んでいたという児童たちは、29日になると泣いていた。新学期になるとクラス替えがあるからだ。「さみしい。もっといろいろしてあげたかった」。

 今増先生は職員室に戻り、黙々と、児童の学校での様子を記す「指導要録」の記入を始めた。 

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