在宅疲れは筋トレで解消!? 福岡・天神の雑貨店、グッズ売れ行き好調

西日本新聞 木村 貴之

 新型コロナウイルス感染拡大で不要不急の外出を控えるムードが漂う中、福岡市・天神の雑貨店では、手軽に筋力トレーニングができるグッズが静かな人気を集めている。トレーニングジムの営業自粛が福岡でも相次ぐが、購買層とみられるのはジム通いの経験がない人たち。関係者は「自宅で長時間過ごし、運動不足やストレスを感じる人が多いのでは」とみている。

 全国で「雑貨館インキューブ」を展開するインキューブ西鉄(福岡市)によると、本社がある天神店の健康・美容器具コーナーでは2月下旬ごろから、(1)体を動かして筋肉を鍛える(2)筋肉に電気刺激を与えて鍛える(3)筋肉のこりをほぐす-の3アイテムで商品の売れ行きが好調。前年同時期を2割程度上回るという。

 同社広報担当の山口司さん(25)の案内でアイテム別に商品を紹介すると-。

 長さ約30センチの金属製ハンドルの両端を握り、床にひざをついた状態で中央2列の円盤(直径約15センチ)を前後に転がして腹筋を鍛える▽樹脂シートの上に素足を載せ、足裏から受ける微電流でふくらはぎ、すねなどを刺激する▽円筒形のローラーに脚などを載せて転がし、表面に並ぶ突起で筋肉をほぐす-などの器具。価格は税別2500~4千円程度だ。

 〈※商品はいずれも効果に個人差があり、使い方を誤ると体に悪影響を及ぼしかねないので注意が必要〉

 山口さんに聞くと、筋トレグッズを買い求める客層は幅広い年代だが、ニーズが強いのは20~30代の若年層。とりわけ「平日の在宅勤務が増えた」という女性が目立つとか。女性にはストレッチ用品も好調で「自宅で運動不足とストレス解消に奮闘する姿が目に浮かぶ」と山口さん。外出自粛ムードを受けて来店客が減り、売上高全体は3割程度減ったといい、山口さんは「新型コロナが一日も早く収束し、お客さんの生活も店の営業も平常を取り戻せたら」と話している。(木村貴之)

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