水俣病と認定基準

西日本新聞

 水俣病は、チッソ水俣工場(熊本県水俣市)が不知火海に流したメチル水銀を含む排水に汚染された魚介類を食べた人が発症した中毒症。1956年5月1日に公式確認、68年9月に公害認定された。国が77年に定めた認定基準は手足の感覚障害に加え、視野狭窄(きょうさく)や運動失調など2種類以上の組み合わせが必要とした。2013年の最高裁判決は「複数の症状がなくても認定の余地がある」と判断。環境省は14年、感覚障害だけでも認定可能とする一方、申請者側に水銀摂取の客観的資料を求めたため認定は広がっていない。

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