福岡市が南部に新療育施設 空白地帯解消へ構想

西日本新聞 ふくおか都市圏版 泉 修平

 福岡市は、就学前の障害児に関する相談や診断、療育などを一体的に行う療育センターを市南部地域に新たに設ける基本構想をまとめた。開設時期は未定で、2020年度から建設地の選定などを始める。新年度一般会計当初予算案に基本計画策定費など623万円を計上している。

 市の療育センターは現在、中央区、東区、西区の計3カ所あり、南部地域は空白となっている。建設候補地は南区全域と博多、城南両区の南部のエリア。規模は通園定員70人を目安とし、保育所などに通う障害児への支援や居宅訪問型支援なども担う。

 障害児の療育ニーズは近年、発達障害について認知や理解が広がったことを受けて急速に増加。市内の新規受診児童数は18年度1518人で、13年度から300人以上増えている。

 新たな療育センターが開所した後は、築46年が経過し、老朽化している南区の通園施設「市立あゆみ学園」を閉園、解体する。市こども発達支援課は「あゆみ学園の機能を継承した上で、支援を充実化させる。地域の療育を担う中核的な施設にしたい」と話している。 (泉修平)

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