国東半島11の谷をエンブレムに 日本遺産、看板設置や特産品に貼付

西日本新聞 大分・日田玖珠版 吉川 文敬

 大分県の豊後高田市と国東市でつくる六郷満山日本遺産推進協議会は、2018年に日本遺産に認定された国東半島の11谷の特徴を表したエンブレムを作成した。今後、谷の入り口付近にエンブレムの看板を設置するほか、特産品などにも貼付していく。

 六郷は国東半島にあった六つの郷を指すが、各郷を構成し文化や風習を共有する計11の谷の方が住民には帰属意識がある。寺院や文化財だけでなく谷全体を観光の対象とするとともに、谷ごとに地元住民による観光客の受け入れ態勢を整えてもらおうと、旗印となるエンブレムを作成した。

 同会は昨秋、長崎鼻(豊後高田市)の海から香々地谷は「青」、岩戸寺(国東市)の黒鬼から来浦谷は「黒」など11の谷のイメージカラーを決めた上でエンブレム案を公募。10点の中から、大分市在住の女性デザイナーが考案した作品が的確でわかりやすいとして選ばれた。

 エンブレムは、六角形の中に谷ごとの特徴を描いたイラストがあり、「長岩屋谷」は修正鬼会(国重要無形民俗文化財)の赤鬼、「武蔵谷」は大分空港から飛び立つジェット機と吉弘楽(同)が描かれている。

 会は「谷ごとの個性を生かした地域振興につなげるきっかけにしたい」としている。 (吉川文敬)

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