イチゴパイで農家を支援 元地域おこし隊員が販売 福岡・添田町

西日本新聞 筑豊版 福田 直正

 福岡県添田町の元地域おこし協力隊員で現在、料理教室などを開く佐々木晋さん(32)=同町=が、県内産のイチゴを使ったパイを製造・販売している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で料理教室の中止が相次ぐ中、知人農家もイチゴ狩りのキャンセルなどで頭を悩ませていることを知り、発案。佐々木さんは「農家が苦労して育てたイチゴを使って一生懸命作ったパイ。ぜひ味わってほしい」と話す。

 昨年12月まで協力隊員だった佐々木さんは、調理師と野菜ソムリエの資格を持ち、2月から筑豊地区を中心に料理教室を開催。ただ、イベント自粛の動きを受け、3月以降、教室の依頼は全てキャンセルとなった。

 同じ頃、親しい農家から、イチゴ狩りのキャンセルが相次ぎ、飲食店からの注文が激減していることを聞き、「大変な思いをしている者同士、協力できないか」と、パイ作りを提案したという。

 パイは約6センチ四方で、イチゴの酸味が引き立つよう甘めのカスタードクリームを使用。今月1日から予約販売を始め、すでに130個以上を販売した。佐々木さんは「臨時休校などで、家族と一緒に過ごす時間は増えたはず。おいしいパイで楽しく過ごしてほしい」としている。

 1個550円(税込み)。希望者は電話などで注文し、4、5日後に添田町役場などで受け取る。形が崩れる可能性はあるが、宅配(有料)にも応じる。 (福田直正)

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