6000人勝ち抜き「JO1」デビュー 川尻蓮さん「いつか博多公演を」

西日本新聞 山上 武雄

 歌って踊れるボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」がデビューしました。約6000人が応募し、その後101人に絞られ、さらに昨年9月から約3カ月間にわたる国民プロデューサーと称した「視聴者投票」によるオーディションを実施。難関をくぐり抜け、メンバーとなった11人の中、総投票第2位でグループ入りしたのは福岡市出身の川尻蓮さんです。デビューシングル「PROTOSTAR」をリリース。川尻さんはダンスがうまく、重要なセンターも務めることがあります。

 -600倍近い競争を経て、晴れてメンバー入りしました。

 ★川尻 上京して3年。年齢も年齢だし、焦りもありました。オーディションのときは、顔をファンに知られ始めていたので、アルバイトもできなかった。ダンサーで稼いでいたツアーの貯金を切り崩しました。選ばれて、ようやく舞台に立てるんだなあ、とほっとしました。

 -自身のセールスポイントは。

 ★川尻 ダンス。ステージに入ると人が変わると言われます。世界に入り込むんですね。正確でクリアで分かりやすいダンスを心掛けています。しなやかできれいとほめてくれたときは、うれしいですね。声は高くて「スモーキーボイス」って例えられます。少しかすれたハスキーな感じがあるのでしょうか。

 -ダンスを始めたのは。

 ★川尻 小学5年の頃だったでしょうか。バレエやヒップホップダンスをやってましたね。以前は、強制されて水泳、サッカー、テニスとかもしてました。親には申し訳ないけど、どれも長続きしなかった。ダンスだけは別でした。(韓国の男性アイドルグループ)BIGBANG(ビッグバン)のダンスビデオとか見て「ああ、いいなあ」と思っていましたね。ダンサーとしてステージに立ったのは高校時代、SMAPさんのツアーです。サポートのダンサーとして制服を着て踊っていました。お客さまの前で踊るのはなんとも言えませんね。気持ちが高揚するし、最高の瞬間です。

 この頃から将来、ダンサーを職業にしようと。ずっとダンスに時間を割きました。高校も夏休みに宿題が少ないという噂の学校を選びました。ダンスに専念できましたね。そこで先生や友人にも恵まれ、応援してくれました。もちろん勉強も。雰囲気のいい学校でした。感謝しています。友人はわざわざ僕をメインにしたオリジナルの映像まで作ってくれたんですよ。これを見て泣いちゃいました。ありがたいですね。

 -あこがれの人は?

 ★川尻 山下智久さんです。山下さんのツアーにダンサーとして参加したことがあり、近くにいてプロ意識に感心しました。いつもは気さくだけど、ステージに入ったらスイッチオン。本番に集中している姿が素敵です。そしてファンも大事にしている。こんなアーティストがいるんだと。僕もそうなりたいと、刺激を受けましたね。貴重な経験でした。

 -メンバー11人の大所帯だが。

 ★川尻 楽しい雰囲気ですね。練習のときは声を出し合ったり、励まし合ったりしています。男子の多い高校だったので、ノリが似ています。そして僕自身4人兄弟(本人は次男)なので、人が多いのがいいですね。メンバーと一緒にライブを博多でやりたいです。彼らに、僕が生活していた大好きな街を案内してみたいですね。

 -福岡で暮らす家族との絆が深いようですね。

 ★川尻 メンバーが決まる最終オーディションに母や兄弟も会場に来ていました。泣いてましたね。19歳で上京後、1人暮らしが長いので、ときどき母の料理を食べたくなるときがあります。特にハンバーグ。軟らかくておいしいんですよ。 (文・山上武雄、写真・古瀬哲裕)

 ▼かわしり・れん 福岡市出身。23歳。身長173センチ。趣味はマジックのビデオを見ること。

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