#みんなの卒業式 HKT48渡部愛加里さん「アイドルとの両立、支えあってこそ」

西日本新聞 夕刊 古川 泰裕

◆先生や友人に感謝

 福岡市を拠点にしたアイドルグループ「HKT48」のメンバー渡部愛加里(あかり)さん(15)は夢を追い、中学2年で生まれ育った神奈川県から福岡にやって来た。環境が変わる中、芸能活動と学校生活の両立を支えてくれたのが先生や友人たちだった。新型コロナウイルスの感染拡大により、卒業式が縮小され寂しい思いもしたが、これからの活躍を感謝のメッセージにすると誓っている。

 渡部さんは今年4月22日に発売予定の新シングルのメンバーにも選ばれている「次世代エース」の筆頭格。2018年のデビューに合わせ、福岡市の中学校に転校した。レッスンに劇場公演、大きな会場でのコンサート…。めまぐるしい日々にやりがいも感じていたが、学業との両立は「大変だな」と思うこともあった。支えてくれたのが先生たち。「戸惑っている私に気づいてすぐに駆けつけて指導してしてくれたこともありました」と振り返る。

 新たな環境で友人もできた。「自分が追いつけていなかったところを丁寧に教えてくれたり、分からないところを教えてくれたりして、うれしかったです」。同じ時期に関東からやって来たHKTメンバーの伊藤優絵瑠(ゆえる)さん(16)とは励まし合いながらパフォーマンスを磨いた。

 卒業式は多くの学校と同じく規模が縮小された。式典の練習は中止となり、本番も簡略化。一人一人受け取るはずだった卒業証書はクラスごとに代表者へ渡す形に変更された。それでも、可能な限り先生たちに感謝の思いを伝えた。

 「みんなの支えがあってこそ両立できた。言葉で『ありがとう』を伝えることはできたから、次は自分の活動をもっと見てもらう。『頑張っているんだな』って思ってもらえるように」。新しいステージへ向かっていく。(古川泰裕)

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 西日本新聞は全国の地方紙やNHKと連携し、新型コロナ禍で卒業式の中止や縮小を余儀なくされた10代の皆さんが卒業式で伝えたかった友達や先生、家族への思い、卒業生へのエールなどを伝える「#みんなの卒業式」プロジェクトに参加しています。

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