「花咲き誇る里へ」願い込め 九州豪雨被災集落で桜植樹 朝倉市白木

西日本新聞 ふくおか都市圏版 横山 太郎

 九州豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市杷木地区にある白木集落で、集落の復興を祈念し桜の苗木を植える植樹会が開かれた。豪雨発生から2年8カ月が過ぎた今も復旧工事は続けられ、復興は道半ば。花が咲き誇る美しい里を取り戻そうと、住民や支援者たちがスコップを手に1本ずつ丁寧に植えていった。

 白木集落は豪雨で多くの家屋が流され、犠牲者も出た。14日にあった植樹会は地元団体「白木地区復興支援協議体」(林清一代表)が昨年に続き企画。この日は市内で復興支援のあり方を考えるシンポジウムも予定していたが新型コロナウイルスの影響で中止に。植樹会のみ関係者で行った。

 参加者は集落の畑に地元の朝倉ライオンズクラブから寄贈された河津桜やソメイヨシノなどの苗木60本を仮植え。今後、復旧工事の進捗(しんちょく)を見ながら、集落の道沿いなどに移植する計画という。

 林代表は「集落が桜の花でいっぱいに包まれ、人々が集える場所になってほしい」と願っていた。 (横山太郎)

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