「母校忘れない」36年の歴史に幕 対馬の浅海中で閉校式

西日本新聞 長崎・佐世保版 平江 望

 生徒数の減少で近隣の中学校と統合される長崎県対馬市の浅海(あそう)中で22日、閉校式があった。生徒や保護者、地域住民、教職員ら約130人が思い出の詰まった学びやに別れを告げた。

 生徒を代表して2年の印束心春(こはる)さん(14)が作文を発表。「最後の生徒となった私は、記憶と一緒に新しい生活に挑んでいきます。ありがとう。みんなの母校。ずっと忘れません」とあふれる思いを読み上げた。溝井洋三(ひろみ)校長は「自分自身を大切にし、道険しくとも、笑顔を忘れずに人生を送ってください」と激励した。

 式典は新型コロナウイルス感染防止のため、出席者を減らした。会場の体育館には消毒液を置き、出席者にマスクを配布。窓を開けて、換気にも気を配った。

 浅海中は1984年に開校。生徒数は86年度に120人を超えたが、本年度は17人まで減った。在校生は4月から豊玉中に通う。(平江望)

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