医師を目指さば誠意を旨とせよ

西日本新聞

 「医師を目指す人はまず志を立て、広く人を救済するために誠意を尽くし、病人の貴賤を問わず治療せよ。医は仁術である。重病で薬効が期待できなくても、病人が薬を切望したら、多く与えて病人の心を慰めよ。与えなければ病人は力を落とす」養生訓より

 新型コロナウイルスに特効薬がない今、診療現場では苦悩されていることでしょう。こんな時、医師は益軒翁の言う「誠意」をどう示せばよいのでしょうか。(橘京平)
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 貝原益軒(1630~1714年)は、福岡藩に仕えた儒学者です。医学者、博物学者、教育者でもあり、当時としては超人的長寿の84歳で没するまで「養生訓」「楽訓」「和俗童子訓」など多くの著書を遺しました。福岡の大先輩で、人生の達人とも言える益軒翁の言葉を、現代風に解釈して紹介します。

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