あの日続いた間違い電話は

西日本新聞

 ☆毎年3月11日に思い出すことがあります。東日本大震災が起きた2011年のこの日夕方、主人の携帯電話に着信がありました。

 でも間違い電話だったので、主人はその旨を相手に伝えました。その後も同じ人から電話。かけ間違いだと再び指摘しました。ところが、同じ番号から3度目のコールがあったのです。そのときは主人も出ませんでした。

 主人はその3カ月後に他界しました。なぜあの日、何度も間違い電話がかかってきたのか、私は訳を考えるようになりました。ひょっとして被災地の住民の安否を確認しようとして慌ててしまい、かけ間違っていたのかも。

 もしそうなら、本当に話したかった相手が無事だったことを祈っています。 (福岡市東区、女性、68)

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