ゼロカーボンシティを宣言 武雄市が県内初

西日本新聞 佐賀版 古賀 英毅

 佐賀県武雄市の小松政市長は24日、2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出量ゼロを目指す「2050年ゼロカーボンシティ」を宣言した。環境省が地球温暖化対策として全国の自治体に呼び掛けており、県内では初めて。九州では熊本県、鹿児島市に次いで3番目となる。

 宣言では地球温暖化を「人類やすべての生き物の生命を脅かす『気候危機』という状況」とし、「市民・事業者が一丸となって、温室効果ガス排出量の削減に取り組む」としている。

 市長は同日の定例記者会見で、昨年8月の豪雨被害で気候変動の深刻さを実感していた時に国の呼び掛けを知ったと説明。「自分たちの足元を見つめることが必要ではないかと思い賛同した」と語った。

 削減への具体的アイデアは広く市民からも募る予定。小松市長は「CO2を吸収する森林を保つための里山の保全や環境に配慮した公用車の増加、公共交通機関の活用などが考えられる」と述べた。 (古賀英毅)

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