小中学校で運動を 25日から3日間 北九州市が開放

西日本新聞 北九州版 東 祐一郎 竹次 稔

 北九州市教育委員会新型コロナウイルス感染拡大で一斉休校している市内の小中学校の児童生徒に25~27日、グラウンドなどを開放する。

 学年や学級ごとに参加日を分けるなどし、子どもが密集しない対策を講じる。

 市教委によると、1、2時間程度の運動を予定。自由参加で授業日数には数えず、小学校はグラウンドのみ、中学校は体育館も利用できる。保護者には学校がメールや電話連絡などで詳細を知らせる。

 新年度の始業式と入学式は来賓の参加なしなどの条件で予定通り実施する方針。春に修学旅行を計画している小中学校は2学期以降に延期する。 (東祐一郎)

小倉南区役所を閉鎖、消毒 25日から通常業務に

 北九州市職員の新型コロナウイルス感染が確認されてから一夜明けた24日、職員が所属する小倉南区役所は市民に閉鎖された。年度末の転居手続きなどで訪れた多くの市民は、公共サービスの最前線が閉鎖されたことに困惑。同市は全館を消毒し、25日から通常業務に戻るという。市は同日、感染者の行動履歴の一部を公表した。

 24日午前11時ごろ、防護服姿の作業員8人が、感染した男性が勤務する区役所1階の国保年金課を皮切りに、机やパソコンなどを消毒液などで拭き始めた。夕方までに4階までの全フロアの消毒を終えた。

 市は男性と同じ職場の職員や業務委託先の社員計20人を「濃厚接触者」と判断し、24日から出勤停止とした。通常は約510人が区役所で勤務しているが、この日は約440人が出勤し、市民からの電話相談などに応じた。

 3月は本来繁忙期で、同課では国民健康保険の住所変更などで月に約5千人が訪れるという。息子が県外の高校に進学するため、転出証明書を受け取りに来た40代女性は「学校への提出書類を早くそろえないといけないのに…」と不安を口にした。就職で転入届を提出予定だった男性(22)は「大学の卒業式や会社の入社イベントが縮小され、コロナの影響にはうんざり」と肩を落とした。

 同区役所の中本成美区長は記者団に「区役所での発生をおわびしたい。2度と起きないよう衛生管理を徹底する」と述べた。

 市は24日、感染した男性は症状が出始めた17日午後6時25分ごろ、小倉南区の北方一丁目バス停で西鉄バスに乗車し、約35分後に小倉北区の貴船町バス停で下車したことを明らかにした。市は「乗客は少なく、車内での濃厚接触者はいないだろう」としている。男性が17日以降に診察を受けた医療従事者18人はPCR検査の結果、陰性だった。 (竹次稔、東祐一郎)

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