「支え続けたい」 ホストタウンは気持ち新たに 東京五輪延期

西日本新聞 社会面 野村 創 横田 理美

 九州のホストタウンからは「待っていたのに」との声が相次いだ。一方で「準備時間ができた」と前向きに苦境を乗り越える姿勢もみられた。

 米国など8カ国のホストタウンとなっている大分市。昨年のラグビーワールドカップ(W杯)で公認キャンプを張ったフィジーは出場する全ての競技で事前キャンプをすることになっている。「誘致に向けて長年、信頼関係を築いてきた。お帰りなさいと出迎えるつもりでいた」と市担当者。

 佐賀県唐津市はセルビアのホストタウンで、3人制バスケットボール男子代表の事前キャンプ地となっている。誘致に取り組んだ3人制バスケ男子プロチーム「唐津レオブラックス」の坂本正裕ゼネラルマネジャー(39)は「残念だがピンチはチャンスという言葉もある。準備の猶予ができたとプラスにとらえたい」と気持ちを新たにした。

 福岡県や県内3市町とともにオセアニア15カ国・地域のホストタウンになっている同県柳川市の金子健次市長は「事前キャンプに来てくれたバヌアツの選手とは『応援に行くよ』と約束していた。延期は選手にとってつらいだろうが、おもてなしの心で支え続けたい」と話した。 (野村創、横田理美)

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