客足減の飲食店を支援 持ち帰りOK、ネットで紹介 大牟田商議所

西日本新聞 筑後版 吉田 賢治

 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている飲食店の支援策として、福岡県大牟田市の大牟田商工会議所(会員約2300事業所)は26日、市内の会員飲食店のうち、料理を持ち帰ることができる店をネット上にまとめて紹介するサイトを近く開設する方針を明らかにした。会合自粛などで客足が大幅に遠のき、苦境のさなかにある飲食店をサポートする。

 商議所は4~6日、感染拡大の経営への影響を会員事業所117社に聞き取り調査した。マイナス影響が「ある」と答えたのは61社、「ない」は55社でほぼ同数(不明1社)だったが、飲食業などのサービス業11社に絞れば「ある」9社、「ない」2社で影響の大きさが鮮明になった。1月30日に開設した相談窓口へも計46件の融資相談が寄せられているが、うち20件は飲食業からだった。

 聞き取りでは、経営者から「8~10人の宴会は3月中は全てキャンセルになった」「客が3分の1になり、やむを得ず休業した」「100万円規模のキャンセルが出た」といった悲痛な声が寄せられた。

 商議所は飲食店への重点的な支援策が必要と判断。飲食店向けにテークアウトやデリバリーが可能な店を紹介する「まとめサイト」の開設を決めた。

 この日は緊急合同部会長会議を開催し、サイト開設のほか、全業種を対象に行われている各種金融支援の情報提供などの取り組みを説明。奥薗征裕専務理事は「中小企業が苦しんでいる。商工会議所として何ができるか、さらに施策を考えていきたい」と話した。

 大牟田商工会議所=0944(55)1111。 (吉田賢治)

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