博多どんたくパレード中止へ 全国最大規模の人出 「松囃子」は実施

西日本新聞 一面 黒石 規之 石田 剛 手嶋 秀剛

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月3、4日に福岡市で予定されていた全国最大規模の人出を誇る祭り「第59回博多どんたく港まつり」のパレードなどが中止される見通しとなった。福岡商工会議所や市などでつくる「福岡市民の祭り振興会」が近く決定する。どんたくの源流で国指定重要無形民俗文化財となった伝統行事「博多松囃子(まつばやし)」は保存団体が実施するが、大勢の人が集まるパレードは困難と判断した。

 どんたくのパレードが悪天候以外で中止されるのは、祭りが現在の形となった1962年以降では初めてという。

 どんたくは、例年200万人以上の来場者でにぎわう。メイン行事は、明治通り(呉服町-天神、約1・3キロ)を舞台にした大規模なパレードで昨年は774団体、計約3万6千人が参加。思い思いの衣装を身にまとった「どんたく隊」が、踊りなどさまざまなパフォーマンスを披露しながら練り歩く。

 祭り振興会は、今年も参加団体を募集するなど開催に向けた準備を進めてきたが、新型コロナの感染拡大が続く中、参加者や観客の感染リスクを排除することは難しいと判断した。ゴールデンウイーク(GW)恒例の「ひろしまフラワーフェスティバル」や「浜松まつり」が相次いで中止となったことも考慮した。

 市役所前やJR博多駅前など市内約30カ所に開設され、さまざまなパフォーマンスが繰り広げられる演舞台も中止となる見通し。 (黒石規之、石田剛、手嶋秀剛)

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