「待っています」池江や桃田、素根選手らにエール 五輪延期アンケ

西日本新聞 山田 育代 中野 剛史

 東京五輪・パラリンピックの1年延期を受け、西日本新聞「あなたの特命取材班」は、無料通信アプリLINE(ライン)でつながる通信員に呼び掛け、選手たちへのメッセージを募った。病気と闘う選手、地元九州ゆかりのアスリート…。不安や焦りに心を寄せ、何とか頑張ってほしいと願う声が集まった。

 再調整を迫られることになった選手たち。福岡県の男性(71)は「世界中のアスリートが苦しんでいる。条件はみんな同じ。気持ちを入れ替えて」と激励する。奈良県の男性(56)は「さらに準備期間ができたとポジティブに捉えてほしい」と発想の転換を呼び掛けた。

 白血病と闘う競泳女子の池江璃花子へのメッセージも集まった。福岡県の女性(44)は「決して無理はしないで。でも参加できるといいね」。

 遠征先のマレーシアで事故に遭ったバドミントン男子の桃田賢斗には「さまざまな逆境に見舞われたが、その間に人間としてもアスリートとしても素晴らしい成長をしている」(福岡県の女性)と完全復活を心待ちにする声が寄せられた。

 山口県の男性(49)はパラリンピックの選手たちへ「コンディション調整を考えるとつらいだろうけど未来を向いて」とエールを送った。

 地元九州ゆかりの選手への激励も多かった。福岡県の男性(47)は柔道女子のホープ素根輝へ「(1年延期も)彼女ならますます強くなるばかり」と期待した。

 今夏の五輪で一線を退くことを考えていた選手たちはより複雑な思いの中にいる。ラグビー7人制の福岡堅樹に対し、佐賀県の女性(46)は「悔いのない決断を」と求めた。ソフトボールの競技ボランティアを予定していた福岡県の女性(30)は、日本代表のエース上野由岐子に「待っています」と呼び掛けた。

 「延期」が各選手にどう影響するかは未知数。福岡県の女性(48)は「結果も大切だけど、プロセスだと思う。選手だけでなく応援する私たちも全力を尽くせば、時期などに関係なく最高の五輪になると思う」とつづった。(山田育代、中野剛史)

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