陸自が資機材輸送に鉄道利用定期化 JR貨物・鳥栖など8駅拠点に

西日本新聞 塩入 雄一郎

 陸上自衛隊は4月から、全国の演習場などへの資機材輸送で鉄道の利用を本格化させる。JR貨物の鳥栖貨物ターミナル駅(佐賀県鳥栖市)など全国八つの貨物駅を積み降ろしの拠点とする。東日本大震災など災害時に道路が寸断され、トラック輸送に影響が出たことを踏まえた。

 貨物駅の隅田川(東京都荒川区)から札幌(札幌市)と鳥栖へ向かう2路線を利用。週に往復2便、途中の駅で積み降ろししながら、訓練などで使う資機材や隊員の食料などを運ぶという。

 現在は主に陸自の輸送トラックや民間フェリーで運んでいるが、東日本大震災や熊本地震九州北部豪雨などの災害時に影響を受けたことから、これまでは不定期だった鉄道輸送を定期化することにした。弾薬や武器類の輸送は従来通り、陸自のトラックを使う。

 自衛隊は定員24万7154人に対し、現在の充足率は91・7%と人手が不足している。陸自幹部は「輸送を民間と協力することにより、任務の効率化、省力化を図りたい」と話す。(塩入雄一郎)

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