鹿児島市が避難情報発表の対象を限定 町名や丁目まで詳しく

西日本新聞 上野 和重

 昨年7月の記録的大雨で全市民約60万人に避難指示を出した鹿児島市は、市内全域への避難指示の発表で市民が混乱したことを踏まえ、地域防災計画に、避難情報を発表する対象地域は町名や丁目まで限定して伝えることを盛り込んだ。

 市には避難指示発表後、「60万人が避難できる施設があるのか」といった声が寄せられた。市は検証会議を開き、改善策を検討。町名まで詳しく伝えることで、土砂災害警戒区域や洪水浸水想定区域にいる住民の避難を促進したいとする。

 また、大雨で避難所の一部が河川の増水で閉鎖されるなどの課題が露呈した。このため市は指定避難所全240カ所を再点検。17カ所を取り消し5カ所を新設して、全体で228カ所とした。各避難所は洪水、土砂、地震の災害種別ごとの適否を○、×、△で示す。△は洪水が対象で、浸水の恐れがあっても2階以上へ「垂直避難」できることを意味する。

 変更内容を掲載した防災リーフレットを作成し、6月に市内全戸に配布する予定。(上野和重)

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