「防疫に抜け穴」重大な問題 台湾のWHO参加求め九州在住者ら要望書

西日本新聞 国際面 久永 健志

 世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中で台湾が世界保健機関(WHO)への参加を認められていないのは重大な問題だとして、九州在住の台湾出身者らが26日、完全な参加を求める要望書を取りまとめた。WHOのテドロス事務局長宛てに送付した。

 要望書を取りまとめたのは、九州在住の台湾出身の医療関係者らでつくる「西日本台湾学友会」(庄野庸雄会長)など。

 要望書は、新型コロナの流行が深刻化する中で「世界の公衆衛生および防疫メカニズムに抜け穴があってはならない」と強調。現状では、台湾は中国政府の反対によってWHOへの参加を阻まれているとして、中国とWHOを批判している。

 取りまとめに携わった台湾政府の僑務委員、海澤州氏=福岡市=は「WHOの現体制が中国の意向を忖度(そんたく)して世界に警告を発するのが遅れたことが、感染拡大を招いた一因だ」と批判している。 (久永健志)

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