温浴施設「クラスター」か 熊本で利用者ら新たに3人感染

西日本新聞 社会面 古川 努 泉 修平 大坪 拓也 岩谷 瞬

 九州では27日から28日未明にかけて、福岡県で4人、熊本県で3人、大分県で2人の計9人の新型コロナウイルス感染が確認された。熊本市で感染者が相次ぐ温浴施設について、熊本市の大西一史市長は27日、「クラスター(感染者集団)が発生した恐れがある」と述べ、厚生労働省にクラスター対策班の派遣要請をしたと明らかにした。

 熊本市では、いずれも同市中央区の60代自営業の男性と40代男性会社員の感染が確認された。2人とも、感染者の70代無職男性が長期間滞在していた同市東区の温浴施設「ピースフル優祐悠(ゆうゆうゆう)」の利用者だった。60代男性の妻も感染が確認された。熊本県内の感染者は計11人となった。

 大西市長は「感染爆発も想定して危機管理に当たる」と表明。全市民に週末の外出自粛を呼び掛けた。

 福岡県では、福岡市博多区の20代男性会社員、同市南区の40代男性会社員、同市城南区の20代男性会社員、同県宗像市の40代男性会社員の計4人に感染が確認された。市や県によると、いずれも軽症。県内の感染者は計16人となった。博多区の20代男性会社員は20日に語学研修先の米国から帰国。城南区の20代男性会社員は、26日に感染が確認された20代男性の同居する兄だった。

 大分県では、別府市の無職10代女性と、大分市の自営業40代男性の感染が確認された。女性は米国から、男性はフィリピンからの帰国者。県内の感染者は計27人となった。県によると、女性は米国滞在中の20日に鼻づまりや味覚障害の症状が出て25日に帰国。27日に陽性反応が出た。男性は14日に帰国。16日以降、味覚障害などの症状が続いていたという。(古川努、泉修平、大坪拓也、岩谷瞬)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ