男性目線での美しさ提供したい ネイリストの卵・待永啓資さん

西日本新聞

ワタシの職場(1)

 名刺を渡す時など指先は意外と見られますよ-。福岡県内でも数少ない男性ネイリストを目指す福岡市中央区の待永啓資(まちなが・けいすけ)さん(23)は4月から、市内のネイルサロンで働きだす。「オシャレをすることで生まれる出会いもある。そのお手伝いができれば」と意気込む。

 佐賀県太良町で生まれ、高校を卒業後、福岡市の美容学校に通った。幾つかのコースのうち、一番しっくりきそうとネイルを2年間学んだが、男性は約80人のうち4人だけだった。「女性客には抵抗があるかも」と不安に思う一方、爪という狭い場所に作品を描くことに魅力を感じた。手先の器用さを発揮し校内コンテストではグランプリに選ばれた。

 NPO法人日本ネイリスト協会(東京)によると、男性ネイリストは全体の1割にも満たないが、カリスマ的な存在として働く人もいる。待永さんは「ネイル業界でも男性が活躍できる場所は広がっている。男性目線での美しさを提供したい」とほほ笑んだ。(帖地洸平)

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 新生活を迎える春。男女の性差を超えて働き方の多様化が進む県内の職場を、日曜の紙面を中心に掲載します。

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