【動画あり】別れ惜しみフェリー見送る 長崎県五島・福江港

西日本新聞 長崎・佐世保版 野田 範子

 転勤、就職、進学の時期を迎え、長崎県五島市の福江港は連日、島を離れる人との別れを惜しむ人たちであふれている。新型コロナウイルス感染の防止策として人混みを避ける人が増えているが、福江港ターミナル関係者によると、見送りに来る人たちの数は例年並みという。

 27日、岸壁では「さようなら」「元気でね」などと書かれた横断幕やプラカードを持った見送りの人たちが多数訪れ、「フレーフレー」「頑張れ」との激励の声や、万歳三唱、校歌などが響き渡っていた。

 鶴南特別支援学校五島分校での3年間の勤務を終えた教師、愛合(あいごう)智典さん(36)は、4月から壱岐市の虹の原特別支援学校壱岐分校へ転勤する。「五島の人たちは温かく、たくさんの人に見送っていただきうれしい。最後に受け持った高等部2年の生徒たちを卒業まで見届けられなかったのは残念」と話した。

 「蛍の光」のメロディーが流れ出しフェリーがゆっくりと出航すると、色とりどりの紙テープが空を舞った。目を真っ赤にしながら「ありがとう」「また会おう」と叫ぶ人たちも。子どもたちは手を振りながらフェリーを追いかけていた。(野田範子)

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