トイレトレーラーお披露目 災害時に威力発揮 篠栗町

西日本新聞 ふくおか都市圏版 後藤 潔貴

 篠栗町は災害時に威力を発揮する移動式のトイレトレーラー1台を導入し、27日にお披露目した。一般社団法人「助けあいジャパン」が進めている、災害時に自治体がトイレトレーラーを相互派遣するプロジェクト「みんな元気になるトイレ」の一環。導入は全国で6番目、九州では初めて。

 トイレトレーラーは洋式の個室水洗トイレを四つ備え、けん引車で移動する。給排水タンクや照明、ソーラー発電、バッテリーを備え、いつでも、どこでも使える。町はイベント時の活用も予定している。購入費約1600万円の半額はクラウドファンデングでまかない、車体後部に協賛者名を表示した。

 助けあいジャパンの石川淳哉代表によると、熊本地震で亡くなった約270人のうち220人が避難後に亡くなった災害関連死だった。「みんな元気になるトイレ」は避難所の生活環境を向上させることで災害関連死ゼロを目指す取り組みで、2020年度はすでに約100自治体が導入予定という。

 お披露目会で三浦正町長は「備えあれば憂いなし。災害時に活躍できれば」。石川代表は「町や協賛者に感謝。さらに普及に励みたい」と決意を述べた。 (後藤潔貴)

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