「花の里」春一色に 大分・日田市の中部里地区

西日本新聞 大分・日田玖珠版 中山 雄介

 花と紅葉の里づくりに取り組んでいる大分県日田市天瀬町の中部里地区で、春の花が見ごろを迎えた。わずか10世帯ほどの小さな集落は「なかべり花の里開き」と銘打ち、4月26日まで来訪を呼び掛けている。

 「若者が退職後に戻りたくなる古里」を目指し、住民でつくる「なかべり花の里づくり委員会」(高倉清市代表)が2004年から活動を始めた。地区では真っ赤なチューリップや黄色い菜の花が道路沿いに咲き、各世帯は好きな花を庭や玄関に植え、淡いピンクのサクラが自慢の庭もある。

 いすとテーブルのある庭を休憩所として提供している高倉代表は「地区のみんなで花を植えると絆が深まり、花を見に来た人と交流すると地域に活気が生まれる」と話している。

 地区にある妻の実家に立ち寄った同市の男性(26)は「新型コロナウイルスが怖いので家族で花見はしていなかった。ここなら人が密集していないので安心」と話し、家族4人でサクラを観賞していた。

(中山雄介)

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