「ふるさとづくり」内閣総理大臣賞に 鹿島酒蔵ツーリズム推進協

西日本新聞 佐賀版 金子 晋輔

 佐賀県鹿島市の「鹿島酒蔵ツーリズム推進協議会」が2019年度「ふるさとづくり大賞」の最高賞となる内閣総理大臣賞に選ばれ、30日に県庁で表彰式が開かれた。今月中旬に首相官邸で行われる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で県庁での開催に。受賞の喜びにわくはずだった今月の「鹿島酒蔵ツーリズム2020」も中止となったものの、推進協の峰松宏文会長は「来年に向けて頑張る」と前を向いた。

 協議会は、地元の富久千代酒造が2011年に世界的な品評会の日本酒部門で最優秀賞を受賞したのを機に設立。12年、酒蔵見学や新酒の試飲が楽しめる酒蔵ツーリズムを始めた。「地域を祭りの舞台と見立てた」(協議会)のが特徴で、昨年は2日間で約9万9千人を呼び込んだ。

 地域を活性化する先駆的取り組みを総務省が評価し、1月には「日本一」に決定。今月28、29日に予定されていた酒蔵ツーリズムは「これまでの活動の集大成となるはずだった」(峰松会長)が、コロナ禍で中止となった。

 この日の表彰式で、山口祥義知事は内閣総理大臣名の表彰状を峰松会長に手渡した。県内初の快挙だが、どことなく重苦しさも。山口知事が「来年は(ツーリズムを)盛大にやろう」と呼び掛けると、峰松会長は「しっかり(1年間)充電する」と力を込めた。(金子晋輔)

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