福岡県、再び外出自粛要請も 医療態勢整備に調整本部設置へ

西日本新聞 ふくおか版 前田 倫之

 新型コロナウイルスの感染症拡大を受けた外出自粛要請期間から一夜明けた30日、福岡県の小川洋知事は記者会見で「外出自粛要請の実効性を高めるための周知の仕方やタイミングについて、今回の経験を生かしたい」と述べ、感染者数や感染経路不明の患者数が増えた場合は、再び外出自粛を求める考えを示した。

 小川知事は28日夜、同日と29日の不要不急の外出を控えるよう県民に要請。会見で「今の行動が1、2週間後の状況を左右する大事な時期」と強調し、感染予防に最大限努めるよう県民に呼び掛けた。

 県によると29日までの県内の感染者は26人で、うち経路不明が16人に上る。小川知事は今後、県内の感染症指定医療機関の病床数(66床)を超える患者が発生した場合に備え、重症者や透析患者を受け入れる医療機関などをあらかじめ決める調整本部を、福岡市や救急医療の専門家などと早期に設置する考えを示した。

 4月に予定されている県立学校の再開については「国の方針や最新の状況を踏まえて判断したい」と述べた。 (前田倫之)

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