久留米市で初の感染者 海外から帰国の大学生、家族を濃厚接触者に

西日本新聞 片岡 寛 山口 新太郎 萱島 佐和子

 ついに福岡県久留米市でも。筑後地区で2例目となる新型コロナウイルス感染者が確認された31日夜、大久保勉市長は緊急の記者会見を開いた。市が把握する感染女性の症状や行動歴を明らかにした上で「密閉空間、密集場所、密接場面の3条件を徹底的に避けてほしい。節度ある行動を」と呼び掛けた。

 市によると、感染者は市外の大学に在籍する20代の女性。昨年から約半年間、カナダに留学し、帰国途中に立ち寄ったアイルランドで2月29日から約3週間ホームステイ。その後、ドバイ、関西国際空港を経由して3月20日、福岡空港に帰着した。久留米市までは家族と自家用車で移動した。

 3月28日に喉の痛みや倦怠(けんたい)感、味覚・嗅覚の異常が出て、症状が改善しないため30日に市保健所に相談。現在は市内の感染症指定医療機関に入院している。発熱はなく、症状は軽いという。28日以降は自宅で療養していたが、自宅に戻った20日から28日までの行動歴は確認中という。

 女性は6人家族。市は同居する家族5人を濃厚接触者とみて、検体を取ってPCR検査をする。家族以外の濃厚接触者は調査中。

 大久保市長は、4月6日から再開予定の市立学校について「現段階では国の方針に従い、しっかり開校する。さらに感染者が出た場合でも、学校を開ける管理をしたい」と述べ、方針を維持する考えを示した。 (片岡寛、山口新太郎、萱島佐和子)

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