外出自粛要請、九州も続々 新型コロナ感染拡大

西日本新聞 社会面 黒石 規之 長田 健吾 和田 剛

 新型コロナウイルスの感染防止対策として、東京や関西などへの不要不急の外出を自粛するよう住民に求める動きが、九州でも相次いでいる。転勤や入学、入社など人の移動が多くなる時期でもあり、感染リスクを避けるのが狙いだ。

 「感染ルートは確定的なことは言えないが、関東、関西で感染者が急増している。市民の皆さんには行き来の自粛をお願いしたい」。福岡市の高島宗一郎市長は31日の定例記者会見で、こう呼び掛けた。市内で30日までに感染を確認した18人のうち、6人が東京や海外に滞在歴があるという。市職員には国内外への出張を取りやめるよう指示した。

 佐賀県の山口祥義知事は首都圏や関西、福岡と大分、熊本3県▽熊本県の蒲島郁夫知事は東京都など▽鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事は東京、大阪、愛知などの大都市圏-をそれぞれ対象に、不要不急の移動を自粛するよう県民に要請した。

 行き先を限定せず呼び掛けるケースもある。熊本市の大西一史市長は31日、記者会見で「市内の移動、市外への移動、すべて自粛することが感染リスクを減らす。平日、休日にかかわらず不要不急の外出を自粛してほしい」と強調した。 (黒石規之、長田健吾、和田剛)

PR

社会 アクセスランキング

PR

注目のテーマ