「終息後も見据え経済支援策必要」 佐世保市が業界代表と会合

西日本新聞 長崎・佐世保版 宮崎 省三

 長崎県佐世保市は2日、市内の業界団体、企業のトップを市役所に集め、新型コロナウイルスの感染拡大による影響や今後の見通しを聞いた。寄せられた意見や要望は、感染終息後まで見据えた経済支援策に反映させる方針。

 観光、宿泊、商工、農漁業、運輸、金融などの業界トップら14人が出席して、非公開で行われた。

 会合後に取材に応じた朝長則男市長は「ホテルや交通、飲食の落ち込みは予想以上」と受け止めた。従業員の休業手当などを補助する国の雇用調整助成金をつなぎ資金に活用している現状報告もあり「感染終息後にも業界の活性化を図る対策が必要」と話した。

 市が参加団体、企業に実施した事前アンケートによると、宿泊施設の飲食部門の売り上げは前年同期の10~25%にとどまっていた。松浦鉄道は臨時休校の影響で、通学定期券の収入が前年同期と比べ30%減少。会合を欠席したハウステンボスは、3月前半に臨時休園したこともあり、入場者数が前年の30%程度だった。

 市は国や県の支援策を踏まえ、独自の経済対策を検討する。(宮崎省三)

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