休校で栄養に偏り…子どもでも作れる!大学教授に聞く簡単レシピ

 新型コロナウイルスの影響で、自宅で長い時間を過ごす子どもたち。運動不足や栄養の偏りなど、健康面が心配だ。応用栄養学が専門の大和孝子中村学園大教授(57)に、不足しがちな栄養が補えて、子どもも挑戦できるレシピを提案してもらった。

 学校給食が休止して1カ月たち、大和教授が特に心配しているのはカルシウム不足だ。そこで、牛乳を使った料理2品を考案した。

 きな粉クリームサンドフルーツパンケーキは、市販のホットケーキミックスで、ホットプレートでも作れる。生クリームを使わず、きな粉と蜂蜜のペーストを塗り、ヨーグルトをかけて食べる。甘みは十分に、脂肪分を取り過ぎない工夫だ。乳酸菌や大豆タンパク質も摂取できる。果物はビタミンの宝庫で、見た目も鮮やかになる。チョコペンなどで飾り付けをすれば楽しい作業になる。

 もう一品は春野菜ときのこのコーンクリームスープ。トウモロコシには、不足しがちな食物繊維が多く含まれている。キャベツやブロッコリーなどは最もおいしい旬の時季。ブナシメジは、カルシウムの吸収に欠かせないビタミンDが多い。日光を浴びると体内で作られるが、食事でも取り入れられる。カロリーは1人分約220キロカロリーと控えめながら、たっぷりの野菜で満足感を得られる。ニンジンの型抜きなども楽しい。

 免疫力を高める食べ物について聞かれることがあるが「免疫力は十分な睡眠とバランスの良い食事で高まる。食品だけで向上することはない」と説明する。不安や行動制限でストレスが多い時こそ、一緒に料理を作って食卓を囲んでほしい。「会話が生まれ、リラックスや食欲増の効果もある。食物の栄養と同じくらい健康に良い要素だ」と話している。 (川口史帆)

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