九州の飲食店も全面禁煙広がる 改正健康増進法が施行

西日本新聞 社会面 金沢 皓介

 改正健康増進法が1日全面施行され、飲食店や職場などが原則禁煙となった。罰則規定があり、九州の飲食店でも喫煙スペースをなくし、全面禁煙にする動きが出ている。

 ファミリーレストランを展開するジョイフル(大分市)は1日から、全762店を全席禁煙とした。担当者は「売り上げへの影響も考えられるが、メニュー改定でデザートや子ども向けを充実させた」と話す。

 福岡市・天神の新天町商店街にある喫茶店「サン・フカヤ」も、1956年の創業以来初めて全面禁煙に。「常連客を大切にしたい」と国の基準に適合する喫煙室の設置も検討したが、全面改装が必要となるため踏み切った。「時代の流れもある」と経営者の舩木治さん。約1カ月前から告知し、常連客は「仕方ない」と受け止めているという。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、3月の売り上げは前年比約3割減。舩木さんは禁煙によるさらなる影響を心配する。 (金沢皓介)

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