学校再開、自治体でばらつき 北九州・京築 最長5月6日まで休校 

 福岡県北九州・京築地区でも4自治体で50人近い新型コロナウイルスの感染が確認され、多くの教育委員会は来週から新学期には入るものの、すぐに一定期間休校とする措置を決めた。最長はゴールデンウイーク(GW)最終日の5月6日まで。一方、4月再開を決めた教委もあり、対応は割れた。休校継続に伴う学校での児童の臨時預かりや簡易給食の提供など、保護者や子どもたちの負担軽減策も打ち出された。

 北九州市教育委員会は全市立学校を17日まで休校。ただ、6日の始業式は予定通り実施。入学式は式典形式にはせず、保護者による資料提出や担任紹介など必要な手続きを行う。行橋市や苅田町も1日だけの登校や入学式後に休みに入る。

 2日に1人目の感染者が確認された中間市のほか遠賀郡の4町は5月6日まで休校。遠賀町の古野修町長は「県知事の不要不急の外出自粛要請は19日までだが、終息が見通せず、GWも迫っている」と期間の設定理由を説明する。

 一方で豊前市とみやこ、吉富、上毛、築上の4町は再開を決定。豊前市は「感染拡大の状況に当てはまらないと判断した。状況が変化すれば直ちに臨時休校とする」と説明。みやこ町は「町内で感染者が出ておらず、休みが長く続いて再開を望む声もあり、総合的に判断した」としている。

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 休校を決めた各教委は、保護者や子どもたちの負担軽減策を急きょ用意した。

 北九州市は全小学生(約4万8千人)を対象に、小学校が朝から下校時間帯まで預かって自習などをさせる。3月に低学年に同様の対応をした際、利用児童は対象の約10%だった。今回からパン、牛乳などの簡易給食を提供し、放課後は学童保育を利用してもらう。

 この間、中学校などの部活動も中止。市教委は休校での学習の遅れを取り戻すため、夏休みの縮小も検討しているという。

 遠賀町では休校中、最低1回の家庭訪問を予定。芦屋、岡垣町は登校日を設定し、宿題の回収など子どもたちの学習面をフォローする。岡垣町は学童保育に参加していない児童でも、希望があれば教室で預かる。 (石黒雅史、菊地俊哉、竹次稔)

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