コロナ終息願い短冊を掘割へ 「柳川流し雛祭」実行委のみで開催

西日本新聞 筑後版 森 竜太郎

 福岡県柳川市で3日、「柳川雛(ひな)祭り さげもんめぐり」(2月11日開幕)を締めくくる49回目の「柳川流し雛祭」があった。例年、市内の児童や幼児、保護者計約300人がどんこ舟に分乗し、それぞれの願い事を書いた短冊を掘割に流すが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、実行委のメンバーら6人が堀端から流した。

 祭りは1972年、ホトトギス同人の俳人、宮崎房子さん(85)=実行委名誉会長、同市=が提唱して始まった。今年は3小学校の児童から短冊約50枚が寄せられた。「健康で元気にすごせますように」「家族みんなが笑って毎日を過ごせますように」「ダンスを上手に踊れますように」などと記され、実行委の短冊「コロナウイルスの早期終息」「観光客の回帰」とともに水面を揺れた。

 市観光協会の集計によると、さげもんめぐりの3月中旬までの来訪者は例年の3割に落ち込んだ。 (森竜太郎)

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