「陽性」の女性、実は陰性だった  熊本市が検査結果取り違え

西日本新聞 長田 健吾

 熊本市の大西一史市長は6日、新型コロナウイルスに感染したとしていた同市の済生会熊本病院に入院する40代女性について、熊本県内7例目の20代女性と検査結果を取り違え、実際は陰性だったと発表した。

 会見した大西市長は「あってはならないミス」と謝罪。同病院は7日、休止していた救急を含む外来診療や入院の受け入れを再開する。

 市によると、PCR検査を担当する市環境総合センター職員が4日、検体ごとの番号を誤入力。退院可能か判断するため検査を受けた20代女性の「陽性」の結果が、一つ後ろの40代女性の欄に反映された。

 40代女性は3月14日に入院。4月4日まで一度も外出しておらず、市は院内感染の可能性が高いとして、面会した家族や医療関係者らの検体191件を検査した。しかし、全員の陰性が確認されたことから「おかしい」との指摘があり、4日の検査結果を点検したところ、ミスが分かったという。(長田健吾)

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