「命は取り返せない」高校生の訴え 休校延長求め署名1600人分

西日本新聞 社会面 井中 恵仁

 大分県立高校の生徒が6日、新型コロナウイルス感染拡大を受け休校している県内の公立小中高校の休校延長を求めた要望書を、約1600件の署名を添えて同県教育委員会に提出した。生徒は「勉強の遅れは取り返せても、命は取り返せない」と訴えた。

 生徒2人が県庁を訪れ、学校を再開すると、教室に多数の児童生徒が集まり、通学で公共交通機関を利用せざるを得ないなど危険な環境になる▽陽性確認までにタイムラグがあり、この間に感染拡大する恐れがある-などと指摘。休校を2~3週間延長し、授業の遅れは夏や冬の長期休暇に補うことなどを要望した。

 署名活動は4日から始め、インターネット上の署名サイトを利用し現在も継続中。既に2千件を超えている。

 同県は6日、県立学校を8日に再開すると発表した。生徒の一人は「残念でしたが、私たちのしたことには意味がある。署名活動は続けているので、引き続き賛同をお願いしたい」と話した。(井中恵仁)

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