休校中、何してた?こども記者に聞いてみた

西日本新聞 こども面

 とつぜんやってきた長い休み。こども記者たちがどのように過ごしていたかをきょうも紹介します。新型コロナウイルスが引き起こす感染症(COVID19)を詠んだ詩の投稿もありました。

【紙面】こども記者に聞きました こちら

 ●福岡市・板付小6年 平田桃圭記者
 休みの間は山に登ったり、ハイキングへ行ったりしました! まんがとも“友達”になりました。

 ●福岡県糸島市・福吉小5年 佐藤音稲記者
 ふだんはできない「時間がかかること」をしました。例えばおかし作りです。この間は1日でアイスボックスクッキーとクレープを作りました。クッキーはバターをねったり、生地を冷凍庫で90分冷やしたりします。おやつパーティーのようで楽しかったです。だけど、そろそろこの「時間がたくさんある」ことにもあきてきました。早く授業が始まってほしいです。

 ●福岡県久留米市・津福小6年 西田仁胡記者
 習い事の剣道も休みになってしまったので、毎日250~500本程度の素振りをしてます。学校や習い事の友達、先生に早く会いたいなといつも思います。新型コロナウイルスが早くおさまってほしいです。

 ●福岡県大牟田市・羽山台小6年 平川千野特派員
 これまではお昼ご飯は電子レンジでチンをするだけだったけれど、今は妹とお米をあらってたいています。他にもせんたく物をしまったり、お風呂掃除をしたり、食器を洗ったり、お母さんに喜んでもらえるように頑張っています。妹とできることが少しずつ増えています。

 ●福岡市・金武小6年 井上珠喜特派員
 私は学校がお休みの間、生活を乱してしまわないようにがんばっていることが二つあります。一つ目は身じたくを朝8時までにすることです。お休みになったばかりのときはだらだらしてしまいました。二つ目は自分で時間割を作って計画的にすごすことです。おかげで縄跳びの二重とびができるようになったり、料理やピアノが上手になったりしました。
 担任の先生は「今このピンチをチャンスにかえられるかはあなたしだい」と言っていました。チャンスにかえられるよう、お休みを利用してできることをふやしたいと思いました。

 ●福岡市・城西中2年 塩津夏希特派員
 コビットよ

 コビットよ

 きみはどこからきたんだい

 コビットよ

 きみの苦手なものはなに

 コビットよ

 はやくおとなしくなっとくれ

 コビットよ

 でも、私たちは負けないよ

 ●福岡市・松島小6年 吉田渚紗記者
 お散歩で歩いた川沿いに菜の花が咲いていてきれいでした
 ▼紙面に写真

 ●福岡市・香椎東小6年 山口颯楽記者

 午前中は学校から出た宿題や休校になって無料提供になった教材をプリントアウトして勉強しています。午後は公園で野球をしたり、鬼ごっこをしたりしています。休校になって悲しいことは、いつも遊んでいた友達と遊べなくなったことです。モルディブに1週間ホームステイに行く予定でしたが、それも中止になって残念です。早く学校に行きたいです。ひまだなー。

 ●福岡市・舞鶴小6年 藤本望来記者
 習い事や公共施設が全てお休みになり、行けるところが少なくなりました。最近の気晴らしは、友達に会えることもある近所の公園で遊ぶことです。特に用事がない日の朝の起床時間はいつもより遅いです。母が喜んでくれるので、今までになかったくらいに家事を手伝うようになりました。毎日3度の食事を用意するのは大変だと思います。
 今は自由な時間がたくさんあるのでふだんできないことをしようと思い、勉強やピアノの練習を頑張っています。だけど自分一人ではうまくいかないことの方が多いです。あらためて学校の楽しさがわかり、勉強を教えてもらえる環境に感謝することができました。

 4月からの学校、学年です

 ●保護者にも聞きました 早起きして家事/外で遊んだら通報…?/体力落ちないか心配

■私の休校中の乗り切り方は、早朝子どもたちが起きてくる前に家事を片付けておくこと。少しだけ子どもたちに余裕を持って接することができる気がする。

■3月は夫婦とも1年で一番忙しい。公園や山などへ子どもを連れ出している家庭もあるようだけれど、かなえてあげられないのが実情。

■3人の子どもは洗濯物たたみなどのお手伝いを積極的にやってくれている。

■わが家は子どもが3人。どうやったら自分の好きなことをしながら、お互いが家で快適に過ごせるか話し合い、手伝いや勉強のルールを決めた。

■毎日のお弁当作りが負担。食材の買い出しも増えた。出勤前の忙しい時間に子どもたちがのんびりしすぎて、私がイライラ。対して夫は休校でも生活に変化はなく、いつも通り仕事にでかけている。残念ながら、世の中は子どもの世話は女性の仕事と認識されているのだなと思った。

■なんとか有意義に過ごせているけれど、子どもたちはやはり学校でお友達と一緒に勉強して、遊びたいようだ。

■助け合って子どもの面倒を見ている人たちのニュースに励まされる一方、私自身はわが子の面倒しか見ていないことを申し訳なくも思う。

■小学生のきょうだいを初めて留守番させている。お手伝いをしてもらっているおかげで、私が夕方仕事から帰ってバタバタしないですんでいる。

■子どもたちが家の前でルールを守って遊んでいたところ、「外に出ていいのか」と学校に通報があったそうだ。思い切り遊べない子どもたちがかわいそう。

■平日は両親ともに仕事で、子どもが家から一歩も出ない日も。体力が落ちないか心配で、すきま時間で一緒に運動している。

「病気を広めないために協力しているんだよ」 教育文化研究所代表 長阿彌幹生さん(70)の話

 新型コロナウイルスによる長い休校は、夏休みとはちょっと違います。大人も子どもも力を合わせて病気を広めないようにしようね、という取り組みの一つ。あなたは学校に行かないことで、協力している仲間の一人なんです。

 突然お休みになって、いつの間にか新しい学年になっていて、さらにお休みが続く地域もあるので「勉強はどうなるの?」と不安に思っているかもしれません。学校の先生がきちんと考えて教えてくれるので心配はいりませんよ。

 学校が始まるときには、久しぶりなので不安やドキドキもあるかもしれないけれど、友だちに会う、というくらいの気持ちで行ってみましょう。休んでいる間、友だちに会えなくてさみしいでしょう。話したかったことがたくさん心にたまっていると思います。そんな自分の気持ちを話したり友だちの話を聞いたりして、もっと仲良くなれるかもしれません。

 ◇長阿彌さんは「なかよし社会」を目指して、不登校や親子の関係など人間関係から起こる問題がどうしたら解決できるかを研究。「不登校サポートネット」の代表もしています。

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