「少しでも家庭で楽しく…」ウェブでお菓子作り教室

西日本新聞 筑豊版 安部 裕視

 福岡県直方市で料理教室を主宰する「and*one Kitchen(アンドワンキッチン)」の藤田久実(ひさみ)さん(50)と石丸貴子さん(49)が、春休み中の小学生と母親らを対象に、テレビ会議などで使われる通信サービス「Zoom(ズーム)」を使い、お菓子作り講座を開いた。同市では、小中学校の休校が17日までとなり、休校期間中に第2弾を開くという。

 2人は2013年から個人宅や公共施設、イベントなどで料理教室を展開してきたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、開催を見合わせている。同市の「直鞍ビジネス支援センターN-biz」が3月下旬に開いた「Zoom」の体験セミナーで利用法を学び、教室でつながりのある人たちに呼び掛けて、初めて“通信講座”を開いた。

 「Zoom」の利点は、パソコンやスマートフォンなどの画面を通して対面、対話しながら複数人が同時に参加できること。3月初めから休校が続く子どもたちに「少しでも家庭で楽しく過ごしてもらいたい」との思いを込め、今月3日に石丸さん宅と5組の親子とをオンラインで結んだ。

 当日のテーマは、英国のデザート「トライフル」作り。電子レンジでカスタードクリームを作り、器に市販のカステラやカットフルーツなどを層状に重ねてパフェのように仕上げた。「火や包丁を使わず、小学生でも簡単に、安全に作れる」という覚えやすいレシピ。20分余りで完成させた。

 参加者からは「3歳の子と一緒に楽しくできた」「分かりやすくてよかった」などと感想が届けられ、藤田さんと石丸さんは「お父さんが参加した家庭もあったし、子どもたちが楽しそうに作っている様子が分かり、私たちも楽しかった。オンラインなら全国各地と結ばれ、家族そろっての参加も可能。取り組みの可能性が広がる」と口をそろえた。アンドワンキッチン=info@andone.biz

 (安部裕視)

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