「命が優先」高校生ら休校継続求め署名 長崎県内でネット活動

西日本新聞 長崎・佐世保版 山本 敦文

 長崎県内で多くの学校が新学期から授業を再開する中、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する高校生や保護者の呼び掛けで、インターネット上で一斉休校の継続を求める署名活動が広がっている。ネットのサイトには「緊急事態宣言が出た今は教育より命を優先すべきだ」などの書き込みがある。

 佐世保市の県立高校2年の男子生徒(16)は5日、ネットに主張を投稿して賛同者を募るサイト「change.org」を使い、休校継続を求める署名活動を開始。8日午後までに200人以上の賛同を得た。同じサイトで同じ趣旨の賛同を募っている県内の複数の高校生とも連絡を取り合い、集めた署名を県教育委員会に届ける予定だ。

 男子生徒は西日本新聞の取材に「通学電車などはまさに3密空間。僕たちの世代でもやっと感染への危機感が広がってきたのに、学校が再開すると一気に緩んでクラスター(感染者集団)が発生しかねない」と訴えた。

 東彼杵町の高校生の母親(38)はサイト「Survey Monkey」で学校再開の賛否を問うアンケートを実施。2日間で集まった県内の回答者729人のうち9割以上が反対とする結果を6日、県教委に伝えた。母親は「一斉休校が始まった直後は私も早期の学校再開を望んでいたが、その後も感染者が増えて不安になった。学校再開は今ではないと思う」と話した。

 (山本敦文)

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