開校の瀬高小で入学式 みやま市3小学校を統合 制服はLGBT配慮

西日本新聞 筑後版 吉田 賢治

 3小学校の統合で今春開校した福岡県みやま市の瀬高小で9日、入学式が開かれた。性的少数者(LGBT)の児童の性自認に配慮した新たな標準服(制服)に身を包んだ新1年生47人が、晴れの日を迎えた。

 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、式典を大幅に縮小し、来賓や上級生は参加しなかった。会場の体育館では、保護者らも含めて間隔を空けていすが並べられた。大坪淑子校長は「あいさつをしましょう。笑顔で活動しましょう」と新入生に呼び掛けた。

 LGBTに配慮した制服は、小学校では全国的に珍しい。性別に関係なく半ズボン、スカートのどちらも選べる。ズボンとスカートの長さはほぼ同じで、上着は共通のブレザーとしており、外見で見分けがつかないよう工夫されている。

 新1年生の田中統真さん(6)の母瑞樹さん(25)は「制服はとてもかわいいデザインで、LGBTに配慮した取り組みも素晴らしい」と歓迎。ただ学校は5月6日まで休校で「保育園から一緒の友達が少なく、友達が早くできるか、勉強が遅れないか、と心配です」と話した。 (吉田賢治)

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