カードゲーム「遊んで学ぼう」 元教師ら開発、心理戦で「宝」争奪

西日本新聞 ふくおか都市圏版 上野 洋光

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校措置が続く中、那珂川市や福岡市などの元教師ら有志グループが、子どもたちに自宅でも楽しんでもらえるようにと新たなカードゲームを開発した。心理戦も絡む宝の争奪ゲームで親子でも楽しめそうだ。有志グループではこのゲームのほか、英語学習カードや歴史クイズなどをまとめた「遊んで学ぶ手作り教材セット」を11日から限定50人に無料配布する。

 開発したゲーム名は「パイレーツ(海賊)」。主に小学生以上が対象でトレジャーハンター(宝探し)役と海賊役の2人で対戦し、2種類のカードを使う。

 一つは「宝」「ゲームオーバー(終了)」「リスタート(振り出し)」の3枚。これらはハンターに知られないように海賊が最初に伏せて自分の前に並べて置く。

 もう一つは宝物に近づくための「T」「L」「+」の形に記された9枚の「道カード」。まずハンター側に十字路のカードを置き、交互に残りのカードを1枚ずつ引き、道をつなぎ合わせるように並べる。

 ハンターは道がつながった海賊側のカードの中から1枚を選び、宝のカードであれば勝ち、終了のカードであれば海賊の勝ち。振り出しの場合は宝を含む3枚のカードの位置を変えずに再び道カードを並べる。

 道カードには「チャンスカード」が3枚あり、このカードで別の道カードの向きを変えられるため、心理的駆け引きが面白いゲーム。考案者の一人で、カードのデザインを担当した那珂川市の版画家諏訪辺峻さん(37)は「全く新しいカードゲーム。外出を自粛している子どもたちに少しでも前向きになってもらえればと、仲間と試行錯誤しながら作り上げた」と話した。

 有志グループのメンバー約20人は塾講師や英語教室主宰者らさまざま。それぞれの特技を生かし、英語や歴史などの教材を作成したほか、パイレーツのルール解説や自宅でできる運動も動画投稿サイトユーチューブ」で紹介する。

 教材セットは11日午前10時から那珂川市安徳493の1「安徳館」(旧安徳公民館)で配布する。 (上野洋光)

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