北九州市南部に広がるカルスト台地「平尾台」では、毎年春に…

西日本新聞 社会面 伊藤 完司

 北九州市南部に広がるカルスト台地「平尾台」では、毎年春にトレイルランニング大会が開かれる。4月19日の大会に向け、実行委員会事務局の現地視察に同行して初めて平尾台を訪ねた。

 見上げるような急坂もあり、息を切らせて山道を走ると、北九州の街並みや響灘が一望できる。こんもりとした石灰岩が点在し、羊の群れのようにも見える。大会プロデューサーでプロトレイルランナーの石川弘樹さんが「世界の大会でも有数の絶景」と評価するのもうなずける。

 その後、新型コロナウイルスの感染状況をにらみながら事務局のメンバーは何度も集まり、具体的な感染防止策を練り上げて開催できないか最後まで模索した。3月下旬に中止が決まったものの、献身的な活動が大会を支えていることを改めて知らされた。それだけに、来春、参加者たちが絶景を駆け抜ける姿を見るのを、今から楽しみにしている。 (伊藤完司)

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