「マスク作っては完売」続く 直方のジェラート店

西日本新聞 筑豊版 安部 裕視

 福岡県直方市頓野の手作りジェラート店「CHICHIYA」でいま、手作りの布製マスクが「作っては完売」という状況が続く。店主の野崎幸子さん(39)とスタッフの辻本正美さん(44)が手作りするとともに、ハンドメード作家5人の製作品を扱っており、3月初めの販売開始からこれまで約300枚が売れたという。

 市販の使い捨てマスクが手に入らず、感染の不安を持つ人々の声を聞き、2人が手作りを始めようとしたタイミングで、作家の一人から「製作品を店で扱ってほしい」と依頼があった。「布マスク販売会」として回を重ね、完売が続いた。

 今では5人の作家による供給体制ができたが、店頭から製品がなくなることがないよう、2人で手作りを続けている。「2日で10枚がやっと。相当手間が掛かるけれど、必要としている人がいるので、頑張っています」と野崎さんは話す。

 家庭での手作りも盛んになり、材料となる綿生地やガーゼ、ゴムひもなどが手に入りにくくなったという。作家たちも材料をシェアしながら製作しているのが現状だ。「学校再開などを見通せば、マスクは長い間、必要になるはず」と野崎さん。定休日の14日も午前11時~午後2時に店を開ける。CHICHIYA=0949(28)9982。 (安部裕視)

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