オンライン授業導入へ検証 佐賀県、音声などネット環境確認

西日本新聞 佐賀版 金子 晋輔

 佐賀県と県教育委員会は14日、佐賀市兵庫北4丁目の致遠館高でタブレット端末を使ったオンライン授業の検証を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い全国的に休校が広がる中、課題を洗い出して本格導入を目指す。

 この日のオンライン授業は、数学の教諭と2年生5人が二つの教室に分かれて実施。端末を使って教諭がグラフなどを説明し、生徒がデータや音声をきちんと確認できるかなどインターネット環境の問題点を確認した。途中、教諭が示したデータが生徒側では閲覧できなかったり、ある生徒を映した画面が突然別の生徒に切り替わったりする場面もあった。

 中尾彩乃さん(16)は「いつ休校になるか分からないので、オンライン授業は良い」と歓迎。古賀哲也教諭は「授業を進める上で、生徒一人一人の表情が見えないのは難しい」と悩ましさを語った。

 18日には致遠館高の校舎にいる教員と、自宅の生徒をつないで検証する。授業を視察した県教委の落合裕二教育長は「課題を一つずつクリアしていきたい」と意欲を見せた。 (金子晋輔)

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