オンラインでつながろう! 楽しく取材や勉強会、新聞社の「見学」も

西日本新聞 こども面 中野 慧

 西日本新聞のこども記者たちは今、しんがたコロナウイルスにかかる人がえないように、外出してさまざまな人に会って話を聞いたり、みんなで集まって勉強したりする活動をひかえています。そこで、新たにオンラインで取材やワークショップなどに挑戦するかくを始めました。(なかけい

「社内見学」の様子

「おしゃべりルーム」 (はじ) めました

 こどもタイムズへんしゅうが使ったのは、インターネットのビデオ会議システムです。パソコンやスマートフォンなどの画面を見ながらはなれた人たちの話を聞いたり、しつもんをしたりできます。会話もでき、感想などをむこともできます。この取り組みは今月1日からスタート。記者や編集者がいる西日本新聞へんしゅうきょくの取材▽アフガニスタンなどでけんしんてきな人道えんをしてきたなかむらてつについての勉強会▽アフリカを学ぶクイズ大会▽ようかい教室-などをしてきました。カナダに住むメキシコ人に新型コロナウイルスえいきょうを話してもらったこともあります。

 こども記者は、画面にうつった参加者全員の顔を見ることができるので、まるで同じ場所にいるような感覚になるようです。なかなか取材に行けない遠いカナダに住む人とも話ができたのは、オンライン企画だからこそでしょう。

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 こどもタイムズ編集部では、主に平日に時間を決めてオンライン上に「おしゃべりルーム」を開き、しゃりょうかいを得た上でこども記者たちといっしょにゲームをしたり、なぞなぞをしたり、家でのごしかたをおたがいにしょうかいしたりするなどしています。たいそうの動画を流して軽く運動することも。

 参加したこども記者には「同世代の子たちと話せて楽しい」「今の時代っぽくておもしろい」などとこうひょうで、保護者からは「おしゃべりルームの予定があると、休校中でもメリハリのある生活ができているようだ」との声が寄せられています。

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 しかし、課題も見えてきました。にこども記者をけいけんした小中学生まで対象を広げてびかけていますが、いまのところ参加者は全体の4分の1ほど。少しずつ増えていますが、家でパソコンやスマートフォンなどを使える環境にある子どもはまだまだしょうすう。ネットをめぐるトラブルを心配する保護者もいるようです。どうしたらバランスよく安全にできるか。こうさくが続きそうです。

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休校 (きゅうこう) (なに) してる?」テレQとコラボで番組 (ばんぐみ)  5月 (がつ) 6日 (むいか) まで

 西日本新聞こどもタイムズへんしゅうのオンラインかく「おしゃべりルーム」と、ふくおか地区の民放テレビ局・テレQの番組「雨ニモマケズ、」のコラボレーション番組ができました。5月6日までほうえいされています。

テレビ収録用のカメラ(左)とこども記者たちの顔が映るパソコンの画面の前で話をする朝倉幸男さん

 「雨ニモマケズ、」は福岡県あさくら市出身のタレント、あさくらさちさんがホンダのスーパーカブというバイクに乗ってさまざまな場所に行き、出会った人たちと交流する姿すがたを伝える番組です。毎週日曜日(午前11時から)に放映されています。

 しんがたコロナウイルスのえいきょうで休校中のこども記者が「おしゃべりルーム」を通じて楽しくやりとりしていることをテレQ側が知り、コラボレーション番組を作ることになりました。

 この番組のしゅうろくは14日に始まり、幸男さんもパソコンの前にすわり、画面の向こうのこども記者たちとトーク。その様子を「おしゃべりルーム~休校、なにしてる?~」とのタイトルで20日から放映しています。

 長い休校のことをみんなはどう思ってる? 家でのおすすめのごしかたは? 幸男さんがみんなの思いを聞き出します。ぜひ見てくださいね。

 【放映日時】5月6日までの月~水(午後5時50~55分)。放映されなかったトークも動画とう稿こうサイト「ユーチューブ」で見られます。

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オンラインイベントのしくみ

(1)ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を利用(ほかにもさまざまな会社のサービスがある)

(2)インターネットの空間にある“部屋”にみんなで集まっているイメージ。こども記者は、へんしゅうしゃに知らせるIDとパスワードを使ってイベントを開く“部屋”に入ることができる

(3)編集部の記者が司会者になって取材やワークショップ、会話などを進行する

(4)参加者はパソコンやスマートフォン、タブレットについたカメラやマイクを通して相手の画面に自分の姿すがたうつし、話すことができる

(5)司会者がきょすれば、チャットを使って文字でメッセージのやりとりもできる

(6)クイズの問題や写真などのプリントを画面に映し、みんなでいっしょに同じものを見ることもできる

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おうちの (ひと) といっしょに、理解 (りかい) してから参加 (さんか) しよう

 しんがたコロナウイルスのえいきょうで学校が休校になり、家にいながらパソコンの前でじゅぎょうが受けられるオンラインサービスを使う人がえています。しかし、インターネットを使うオンライン上でのコミュニケーションでは、思わぬトラブルにまれることがあります。せんもんや教育に関わる人でつくる「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」のがわひでさんに注意することを聞きました。

 【画面の向こうにだれがいる?

 インターネットはあなたと世界をつなぐ「道具」です。その道具を使うオンラインの空間にはだれが参加していますか? どんな人たちが集まる空間なのか、おうちの人といっしょにかいしてから参加しましょう。

 【チャットの会話に注意

 オンラインサービスのチャットのうを使ってメッセージだけをやりとりするときは注意が必要です。文字だけで相手のひょうじょうが見えないので、言葉の意味が正しく伝わらずにトラブルになることもあります。

 【 じんじょうほうだいじょう 

 あなたがうつる画面には住んでいる場所がわかる建物などは入っていないですか? まわりにいる家族が話していることも聞こえています。画面の向こうの人にあなたがどこのだれだかがわかってしまう「個人情報」の管理はしっかりしましょう。

 【ルールを決めよう

 これからもオンラインサービスを使うことが増えるでしょう。いつ、どこで、何のために使うのか、おうちの人とルールを決めましょう。インターネットを使っているときに少しでもこまったことが起きたら、かくさず正直に相談してください。

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